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東大生

「リケジョのお手本に」ミス日本代表の杉本さん

=根岸基弘撮影

2018ミス・インターナショナル日本代表の東大生

杉本雛乃(ひなの)さん(20)

 東大生は2年生になると、将来のことを考える人が多くなります。進級してすぐに、翌年度からの所属学科を決める「進学振(ふ)り分(わ)け」(進学先の選択=せんたく)があるからです。起業を考えたり、インターンをしたりする人がいて、私(わたし)自身も「将来を考えて、何かしなければいけない」と悩(なや)んでいた時期でした。

 そんな時、サークルの友人に頼(たの)まれ、たまたま出演したイベント「キャンパスコレクション2016」で、2010ミス・インターナショナル日本代表の金ケ江悦子(かながえ・えつこ)さんにお会いしました。日本代表選出大会のファイナリスト(32人)になれば、ウオーキングやメークだけでなく、将来の目標などを決めて内面を磨(みが)くセルフマネジメントの講座を受けられることを知りました。将来について考えた時、私にとって必ずプラスになると思い、10月の大会に挑戦(ちょうせん)することにしました。

 私は今、工学部物理工学科に所属しています。同級生60人のうち女性はわずか2人。理系女子のロールモデルもまだまだ少ないのが現状です。大会では英語のスピーチがあり、私は女性の社会進出について語りました。女性も一歩踏(ふ)み出(だ)せば、社会で活躍(かつやく)できる潜在(せんざい)能力があります。私自身も夢を追いかけて、いろいろな女性に勇気を与(あた)えられる存在になりたいとアピールしました。

 大学生活を送る中で、「東大生は勉強ばかりしていると思われている」と感じることもあります。時にはそれをマイナスに捉(とら)えることもありましたが、大会への挑戦を通じて何事もポジティブに転換(てんかん)する良い機会となりました。私のこの挑戦が東大生のイメージ変化に少しでもつながっていたらうれしいです。

 将来は大学院に進学し、研究者になりたいと思っています。芸能界にも興味がありますが、長く芸能界で生きていく自分が想像できません。世界大会のある来年はミスの活動と勉強を両立し、究極の夢ですけれど、理系女子のロールモデルになりたいと思っています。【高山純二】

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