性別適合手術

保険適用 当事者、歓迎と懸念 「ホルモン療法にも広げて」

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷

 心と体の性別が一致しない性同一性障害(GID)の人に対する性別適合手術に、来年度から公的医療保険が適用される見通しとなった。2004年にGIDの人の性別変更を認める特例法が施行されて10年余。当事者たちは長年の訴えが届いたことを歓迎する一方、経済面や心理面の負担をより軽くする保険適用の拡大や制度変更を望む声も出ている。

 子宮や卵巣を摘出したり陰茎を切除したりする性別適合手術の保険適用は、11月29日の中央社会保険医療協議会で厚生労働省が提案し、大筋で了承された。性同一性障害特例法は手術を戸籍上の性別変更の要件にしているが、今は保険の対象外。100万円を超えることもある費用はすべて自己負担だ。保険が適用されれば原則3割負担で、高額医療費の負担軽減措置もある。

この記事は有料記事です。

残り499文字(全文832文字)

あわせて読みたい

注目の特集