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チンドン繁盛記

/27 ユニークな「音楽」/上 世界に魅力発信 /東京

 寄席や芝居のお囃子(はやし)風の下座音楽、軍楽隊の行進曲、無声映画館で演奏された和洋折衷の音曲、サーカスの楽団演奏、流行歌、ジャズ……。チンドン屋は戦前から戦後にかけて、さまざまな音楽や演奏技法を吸収し、世界的にもユニークな「チンドン音楽」を築き上げた。

 東京芸大出身者を中心とした「チャンチキトルネエド」(活動休止中)は、2013年のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」のオープニング曲の演奏で、一躍その名を知られるようになった。チンドン音楽をベースに、東欧ユダヤ系の民謡を起源とするクレズマー音楽を取り込んだ演奏が特色。祝宴風のオープニング曲は、まさにチンドン屋の楽隊をほうふつとさせた。

 1995年の阪神大震災直後には、関西を拠点にするロックバンド「ソウル・フラワー・ユニオン」が「ソウル・フラワー・モノノケ・サミット」というグループを結成。チンドン太鼓、三線(さんしん)、クラリネットなど電気を使わない楽器でチンドンバンドを編成し、避難所や仮設住宅に音楽を届け続けた。

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