衆院各委

増えた与党質問時間 予算委波及 官邸に「そんたく」

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 衆院の各常任委員会での質問時間の配分で、与党議員の時間が増え始めた。これまで「与党2、野党8」を目安に配分してきたが、1日に質疑のある内閣委は「1対2」、経済産業委は「1対3」などの割合で与党の時間が増えた。11月27、28両日の予算委の質問時間が「与党5、野党9」の割合だったことが波及し始めた。

 配分は各委員会の与党理事と野党理事の交渉で決まる。自民党は10月の衆院選大勝を背景に「与党議員も民意を代表している」として時間確保を要求してきた。ただ、党国対関係者は「森友、加計学園問題を追及されたくない首相官邸に党幹部が配慮した」と「そんたく」を明かす。

 与野党はまず11月15日の文部科学委の質問時間で激突。加計学園の獣医学部新設認可を受けた質疑で、自民は当初「5対5」を提案した。自民が委員長職権による委員会開催も視野にした強行姿勢で交渉し、野党は審議拒否に踏み切れずに折れた。「前例にしない」との約束で「与党1、野党2」で質疑を実施したが、その後の予算委では自民がさらに「5対9」と押し込み、与党の時間は33%から36%に増えた。

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