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株価アップ、社員を「優待」 ボージョレで「乾杯」/終値上昇にうな重/食堂ポイント30倍

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伊藤忠商事の「祝!株価2000円突破」と題したボージョレ・ヌーボー解禁イベント=東京都港区の同社で2017年11月16日、今村茜撮影
伊藤忠商事の「祝!株価2000円突破」と題したボージョレ・ヌーボー解禁イベント=東京都港区の同社で2017年11月16日、今村茜撮影

働き方改革、新たな交流の場に

 企業の株価や業績などが一定目標を超えた場合、社員に還元しようとする取り組みが一部企業で始まっている。経営への意識を高めることで、業務効率の改善効果を狙う。働き方改革の浸透などで不足しがちな社内コミュニケーションの活性化を図りたいとの思惑もありそうだ。【今村茜】

 「乾杯!」。ボージョレ・ヌーボーが解禁された11月16日、東京・青山の伊藤忠商事本社にはワイングラスを手にした社員らの楽しげな声が響いた。株価2000円突破を記念し、社員約1000人に無料でワインや食事が振る舞われた。

 同社の株価は夏前まで1600円ほどだったが、夏ごろから上昇基調に転じ11月1日には2000円を突破。岡藤正広社長が「社員にご褒美をあげたい」と企画した。参加した砂糖・製菓原料課の川上絵里佳さん(31)は「こうしたイベントがあると社員の連帯感が強まる」とほほ笑む。イベントについて、同社は「働き方改革や朝型勤務の推奨で勤務時間が異なる社員が増え、社員間のコミュニケーションの場を設ける必要も出てきた」…

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