沖縄戦賠償訴訟
国賠償認めず 「旧憲法下、責任なし」 高裁那覇判決
毎日新聞
2017/12/1 西部朝刊
有料記事
1331文字
- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷
太平洋戦争末期の沖縄戦で家族を亡くしたり、負傷したりするなどの被害を受けた住民や遺族66人が、国を相手取って1人当たり1100万円の損害賠償と謝罪を求めた「沖縄戦訴訟」の控訴審判決で、福岡高裁那覇支部(多見谷寿郎裁判長)は30日、請求を棄却した1審・那覇地裁判決(2016年3月)を支持し、原告側の控訴を棄却した。原告側は最高裁に上告する方針。【佐藤敬一】
激しい地上戦となった沖縄戦では、旧日本軍が本土防衛のために持久戦を展開して多くの住民が戦火に巻き込まれ、軍人・軍属を含め12万人以上の県民が亡くなったとされる。
この記事は有料記事です。
残り1071文字(全文1331文字)
時系列で見る
-
戦死の将校、形見孫へ 73年ぶり、壕の中で発見
1382日前 -
壕で奇跡の発見、陸軍将校「認識票」 遺族の元に
1382日前 -
語り継ぐ 周南で体験学ぶ集会 /山口
1415日前 -
「しまくとぅば」で 世代超えて継承 元学徒、亡き祖母の記憶忘れぬ 琉球大院生、研究テーマ生かし
1426日前 -
「しまくとぅば」で世代超え継承 孫の琉球大院生
1426日前 -
あす73年 日本軍が住民殺害、渡野喜屋事件 体験語る使命、母から私へ
1466日前 -
命と平和、託され…90歳「ひめゆり」初の自分史
1508日前 -
傷いまだ 国際通りで不発弾処理
1619日前動画あり -
国賠償認めず 「旧憲法下、責任なし」 高裁那覇判決
1669日前動画あり -
2審も棄却 高裁那覇支部、国家賠償認めず
1669日前 -
国家賠償求めた原告側控訴棄却 高裁那覇支部
1670日前 -
あす控訴審判決 戦火、心むしばむ 掃除機は爆弾の音/暗闇のガマ思い動悸 トラウマ診断の医師
1671日前 -
「心の傷」判断に注目 30日控訴審判決
1671日前 -
爆弾の破片で顔に大けが 戦争背負った半生語る 沖縄出身の女性「不幸越える勇気持って」 /東京
1672日前 -
顔に爆弾、深い傷背負った半生 心開き語り部に 越谷・新垣文子さん「不幸の中でも勇気を」 /埼玉
1676日前 -
600人分鑑定せず 厚労省「別人と混同」
1690日前 -
県内戦没者は776人 歩兵32連隊、残存兵力100人満たず /山形
1775日前 -
控訴審、11月30日に判決
1802日前 -
遺骨DNA鑑定を厚労省に申請 住民遺族ら135人が初
1810日前