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衆院憲法審

国民投票で「否決」懸念 公明、自民けん制

衆院憲法審査会で欧州視察について報告する森英介会長(左端)=国会内で2017年11月30日午前10時3分、藤井達也撮影

 衆院憲法審査会(森英介会長)は30日、同審査会の超党派議員団が7月に実施した欧州視察報告に関する質疑を行った。英国とイタリアで昨年行われた国民投票の結果、現職首相が退陣に追い込まれたことに議論が集中。公明党の北側一雄憲法調査会長は「簡単に憲法改正を発議できるものではないと、自民党の先生方も認識されたのではないか」と述べ、発議に前のめりになりがちな自民党をけん制した。

 北側氏は「国民投票は往々にして時の政府に対する信任投票になりがちだ。憲法改正を目指す多数政党は、できるだけ幅広い政党間の合意を維持する深い思慮が必要だ」と指摘。「多数派だけで先行して進めるのは事実上、もう不可能だと私は思っている」と強調した。公明は衆院選で議席を減らしたことを深刻視しており、「自民のブレーキ」の役割をアピールする狙いがありそうだ。

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