東日本大震災や福島第1原発事故の被災者の精神的な問題を支援する「ふくしま心のケアセンター」が富岡町小浜に「ふたば出張所」を設け、1日、業務を始めた。担当エリアは原発事故に伴う避難指示が解除され、町民帰還が進む広野、楢葉、富岡の3町。自治体や社会福祉協議会などから依頼を受け、精神保健福祉士、看護師らが問題を抱える住民宅を訪問したり、電話で相談を受けたりする。
出張所によると、医療福祉施設や商店が少なく暮らしに不安がある▽隣人が戻っていない▽治安や放射能が気になる--などの理由で、住民はさまざまなストレスを抱えている。仲沼安夫所長は「我々にとっても経験がない状況にある地域。安心して帰ってきてもらえるよう、一人一人に丁寧な対応をしていきたい」と話している。
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