「土俵を支えてきた自負が、ああいう行動に出ちゃうのかなあ」。先月26日の九州場所千秋楽の優勝インタビューを万歳三唱で締めた白鵬を目の当たりにした親方は、そう言ってあきれた。最近は白鵬の「越権行為」が目に付く。
白鵬は優勝インタビューで、加害者の日馬富士と被害者の貴ノ岩を「土俵に戻したい」とも発言していた。翌27日の横綱審議委員会で「大変な中でなぜ万歳」と苦言を呈された。さらに28日の八角理事長(元横綱・北勝海)の講話の質疑で「力士代表の意見」として「貴乃花巡業部長に冬巡業には来てほしくない」と要望。30日の日本相撲協会理事会に呼び出され、「待った」を含めた場所中の言動に厳重注意を受けた。ある協会幹部は「強ければ何をしてもいいと勘違いしている」と憤る。
いまだ破られない69連勝の記録を持ち、現役引退後も時津風理事長として協会を引っ張った双葉山を「理想の横綱」に掲げていたはずの白鵬。いつから「変節」したのか。
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