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福岡国際マラソン

大迫が3位 優勝はモーエン

3位でフィニッシュする大迫傑=平和台陸上競技場で2017年12月3日、津村豊和撮影

大迫、上門、竹ノ内がMGC進出

 2020年東京五輪の代表選考会・マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)の出場権を懸けた第71回福岡国際マラソンは3日、福岡市の平和台陸上競技場を発着するコースで開かれ、5000メートル日本記録保持者の大迫傑(ナイキ・オレゴンプロジェクト)が日本歴代5位の2時間7分19秒で日本勢トップの3位に入り、MGC進出を決めた。ソンドレ・モーエン(ノルウェー)が大会歴代2位の2時間5分48秒で初優勝。2位にはロンドン五輪金メダルのスティーブン・キプロティク(ウガンダ)が入った。上門大祐(大塚製薬)が2時間9分27秒、竹ノ内佳樹(NTT西日本)が2時間10分1秒で日本人2、3位に入り、MGC進出を決めた。川内優輝(埼玉県庁)は2時間10分53秒で9位、初マラソンの神野大地(コニカミノルタ)は2時間12分50秒で13位だった。

 今大会のMGC進出資格は日本人1~3位で2時間11分以内か、同4~6位で2時間10分以内。MGC進出者は北海道マラソン優勝の村沢明伸(日清食品グループ)を含めて4人になった。

 ペースメーカーが離れた30キロ過ぎに、大迫を含む5人の先頭集団となった。32キロ過ぎにモーエンとビダン・カロキ(DeNA)が抜け出し、36キロ過ぎにモーエンがスパートをかけて独走した。大迫はトップ争いから後れを取ったが、終盤にペースを上げたキプロティクに食らいつき、39キロ過ぎに3位に上がった。大迫以外の日本勢は28キロ過ぎに先頭集団から脱落したが、上門と竹ノ内が粘りを見せた。(正午の気象=スタートは午後0時10分=曇り、気温14.1度、湿度57%、北の風2メートル)

 ○…社会人2年目で挑んだ神野の初マラソンはほろ苦いものになった。中間点で1時間3分台の好ペースだったが、20キロ過ぎで先頭から遅れ始めるとついていけなくなった。日本人8位の13位でフィニッシュし、「中間点からペースが保てなくなった」と顔をしかめた。青学大では箱根駅伝の上り区間で活躍して「山の神」と呼ばれ、2015、16年の連覇を導いた。70キロ走をこなして周囲から注目されたが、直前に右のアキレスけんを痛めて思い通りのレースとはいかず「次は2時間10分を切りたい」と悔しさをかみ締めた。

 ○…一般参加の上門と竹ノ内がMGC出場切符を獲得し、東京五輪への挑戦権を得た。上門は中間点を過ぎて先頭から離されたが、40キロ手前で竹ノ内を抜き日本人2位でフィニッシュ。自己記録を3分以上縮める好タイムに「出来過ぎです」と驚きの表情だった。竹ノ内も30キロを過ぎて苦しくなったが「2時間10分が切れるんじゃないかと思い気が引き締まった」と意地を見せ、2時間10分は切れなかったが日本人3位に食い込んだ。今年のびわ湖毎日でマラソンデビューした2人が、ともに2度目のレースで大きな自信と手応えをつかんだ。

 ○…日本での初マラソンだったモーエンが大会歴代2位の好タイムで初優勝を果たした。32キロ過ぎにカロキとともに前に出ると、36キロ過ぎに一気にスパート。そのまま独走してゴールテープを切った。17歳まではスキーのクロスカントリーの選手で、2007年に陸上に転向。リオ五輪は19位だったが、ケニアで半年、トレーニングを積み、自己記録を5分近く更新した。欧州の新星として期待される26歳。「(世界の)トップとは2、3分開きがある。トレーニングを継続すれば彼らにも勝つことは可能だ」と声に力を込めた。

 川内優輝 単純にスピードがダメですね。また頑張ります。

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