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自賠責未返還

希望の命綱つないで 被害家族、先細り不安

翔子さんに語りかける大竹さん夫婦。回復を信じ、わずかな変化にも希望を持つ。口元が少し動くと、ほほ笑んでいるように思うという=兵庫県伊丹市で2017年11月6日、江刺正嘉撮影

 「交通事故で重い後遺症を負った患者と家族にとって、国の被害者救済制度は希望をつなぐ命綱。一日も早く財源を返してほしい」。交通事故で最重度の後遺症を負った娘を自宅で介護する兵庫県内の夫婦は、自動車損害賠償責任(自賠責)保険の運用益約6100億円が本来の特別会計に戻されていない問題に不安を覚えている。被害者救済策の先細りにつながりかねないためだ。【江刺正嘉】

 同県伊丹市の大竹宏さん(54)は深夜から午前6時の起床まで2時間おきに起き、床ずれを防ぐためベッド…

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