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<くらしナビ ライフスタイル>
「女性は理系より文系が得意」「若い人のほうが発想が柔軟」--。そんな誰もが潜在的に持っている「無意識のバイアス(偏見)」による影響を職場からなくそうという取り組みが、企業や大学で始まっている。能力を公平に評価することで、多様な人材を生かすことができるという。
●誰もが持っている
「誰が最も頻繁に休暇を取りそうでしょうか?」「誰が最も次のCEO(最高経営責任者)になりそうでしょうか?」。こんな質問とともに、子供と一緒にいる若い女性やネクタイを締めた中年の白人男性、中東系の青年、スーツを着た白人女性やアジア系男性の写真が画面に示された。回答者は手元のパソコンを使い、瞬時に答えを選択する。外資系生命保険会社「マニュライフ生命」(東京都新宿区)が11月、課長、係長級の部下を持つ…
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