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中国、フィリピン、ベトナム、ブラジル、ペルー……。大阪市内には外国にルーツやつながりを持つ児童・生徒が数多くいる。子どもたちの大きな壁になるのが日本語だ。大きくなってから来日したり、家庭では日本語以外の言葉を使ったりという理由で、理解が不十分な子どもは少なくない。サポートするため、学校の外でも日本語指導や学習支援をする動きが広がっている。【金志尚】
午後5時。大阪市西区にあるビルの一室に、子どもたちが続々と入ってきた。NPO法人多文化共生センター(同市淀川区)が開く「たぶんか進学塾」だ。中学生を中心に、出身国やルーツが中国、フィリピン、アメリカの9人が日本語や数学、英語を学ぶ。
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