特集

Listening

話題のニュースを取り上げた寄稿やインタビュー記事、社説をもとに、読者のみなさんの意見・考えをお寄せください。

特集一覧

現場報告・トランプと世界

欧州覆う自国第一(その2止) 保守系、警戒あおり伸長 「欧州守る」モスク建設妨害

 

 「移民が多い地区で『ゴロツキが若い女性を暴行した』と書けばいい。どんなやつらが住んでいるかは、明記せずとも伝わる」

 フランス南東部リヨン。欧州各地に支部を持つ若者らの保守系団体「ジェネレーション・アイデンティティー」(GI)の本部ではリーダーのロマン・エスピノさん(24)がインターネット向けの文章の書き方を指導していた。「人種差別」との批判をかわしつつ、移民らへの警戒心をかきたてることが目的だ。

 本部には、2015年11月のパリ同時多発テロの実行役とされる移民系フランス人らの顔写真と、「フランス人を殺した者を忘れない、許さない」と書かれたステッカーが張られる。この事件では、130人が死亡し300人以上が負傷した。地中海経由で欧州を目指す移民らを妨害する活動のポスターも目立つ。隣接するスポーツジムでは、ボクシングのレッスンや筋力トレーニングで女性メンバーが体を鍛えている。移民系住民を示唆す…

この記事は有料記事です。

残り1839文字(全文2241文字)

ご登録から1カ月間は100円

※料金は税別です

コメント

※ 投稿は利用規約に同意したものとみなします。

次に読みたい

関連する特集・連載など

あわせて読みたい

注目の特集