高齢の猫の多くが苦しむ腎臓病。予防が難しいうえ、根本的な治療法はなく、常に死因の上位に挙がる。病気の進行を遅らせるには、早期の診断と対処が重要だ。飼い主にできることを、猫専門病院「東京猫医療センター」(東京都江東区)の服部幸(ゆき)院長に聞いた。
腎臓には、血液中の老廃物を尿として排出したり、体内の水分バランスを調節したりする役割がある。腎臓の細胞が何らかの原因で壊れ、この機能が徐々に低下していく状態が「慢性腎臓病」だ。発症メカニズムに不明な点が多いものの、人や犬に比べ、猫は構造的に慢性腎臓病になりやすいと考えられている。
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