新テスト

低い正答率 試行調査の問題公表

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大学入試共通テスト=毎日新聞で2017年12月4日、和田大典撮影
大学入試共通テスト=毎日新聞で2017年12月4日、和田大典撮影

 大学入試センターは4日、センター試験に代えて2020年度に始める大学入学共通テストに向けて11月に実施した試行調査(プレテスト)の問題を公表した。新たに導入される国語の記述式問題では身近な話題に関する文章や資料を読み取る力が問われた。マークシート式も思考力や判断力を測る新しい形式が採用され、正答率(速報値)は全体的にセンター試験よりも低い傾向が見られた。

 試行調査は先月13~24日、記述式が導入される国語と数学1・A、マーク式のみの数学2・B、地理歴史・公民、理科の計11科目で実施され、全国の高校の4割にあたる約1900校の2、3年生延べ約18万人が参加した。記述式問題は小問3問ずつが出され、生徒は自己採点もした。

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