四日市市出身の作家、瀬田栄之助(1916~71年)の足跡をたどった本「戦場のファンタスティック シンフォニー~人道作家・瀬田栄之助の半生」が出版された。戦時下、市内の捕虜収容所で通訳をしていた時、慰安のために外国兵による生演奏を企画したことを手記で紹介するなど、敵味方を超えた献身的な行為に光を当てている。【松本宣良】
半生記を著したのは、日本文芸家協会会員の志水雅明さん(67)=四日市市江村町。半世紀近く前、市内の書店で偶然、瀬田作品を見かけ、人権や公害問題を取り上げている点に心を打たれた。
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