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北朝鮮ICBM

「火星15」推進力倍増 北大教授ら分析

29日に試射が行われた大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星15」型と自走式発射台車両を視察する金正恩朝鮮労働党委員長=朝鮮中央通信・朝鮮通信

 【バンコク西脇真一】北朝鮮が11月29日に発射した大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星15」は、7月に発射したICBM「火星14」より推進力がアップしたとみられることが、日置幸介・北海道大教授(測地学)らの分析で分かった。ミサイル通過後、大気の上層にある電離層で電子が大幅に減少。その割合は7月の発射時より大きく、日置教授は「推進力が倍以上になった可能性がある」と話している。

 11月のICBMは最高到達高度が4500キロに伸びており、推進力のアップが電離層の観測からも裏付けられた格好だ。推進力が増せば、より重い物が搭載可能になる。

 日置教授らは、推進力が増してエンジンの排気に含まれる水蒸気が増えれば、電離層の電子がより多く消滅することに着目。人工衛星を使ったGNSS(全地球航法衛星システム)のデータを解析。7月4日の発射では、高度300キロ付近の電子の減少は約2割だったが、11月29日は5割以上減っていた。

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