メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

チンドン繁盛記

/28 ユニークな「音楽」/下 ジャンル越え融合 /東京

 <低く地を這(は)うような音、それが、たちどころに音階を駆け上がった。そして高いところ、眉の上と思われるぐらいの高さで、物憂げに歌った。青くゆったりとした風が吹いたように思った。(中略)さっと曲調を変えた。クラリネットが踊り始めた>

 2007年の太宰治賞を受賞した瀬川深の小説「mit Tuba(チューバはうたう)」。クラシックからチンドンまで大胆きわまりない「東西の音楽の混淆(こんこう)」を持ち味に、即興性の高いバンドのクラリネット奏者が登場する。モデルは国内外で活躍するミュージシャン、大熊ワタル(57)だ。

 広島県三原市出身。上智大在学中にパンクバンドに参加し、その後もシンセサイザーなどを駆使して前衛音楽…

この記事は有料記事です。

残り1312文字(全文1620文字)

おすすめ記事

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. ザギトワ選手おとがめなし 無免許運転の捜査終了
  2. なぜ首相は「立憲民主党」を「民主党」と何度も同じ箇所で間違えるのか
  3. 「結局は日本経済により大きな被害」 韓国大統領警告 輸出規制問題で
  4. 2019参院選 選択の現場から/下 性的少数者支援 「多様な社会」どう実現 議論深化に当事者期待 /埼玉
  5. 参院選 後半情勢・毎日新聞総合調査 改憲、3分の2厳しく 1人区で自民防戦

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです