メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

出かけよう

丹賀砲台(大分県佐伯市) 爆発跡残す、戦争の証人 /福岡

 戦時中に佐伯海軍航空隊があった大分県南東部の佐伯市には戦跡が数多くある。その一つで、豊後水道を守る陸上要塞(ようさい)として建設された陸軍の「丹賀砲台」は空襲を免れ、戦後も壊されることなく、当時のまま残っている。

 砲台は1931年9月に完成した。21年のワシントン軍縮会議で軍艦保有率を米英日で5対5対3とする協定が結ばれたことがきっかけだ。少ない割合にされた日本は戦力補強のため、廃棄する軍艦の大砲を転用した要塞を建設した。

 丹賀砲台は、山を10メートル切り崩し、巡洋艦「伊吹」の後部主砲(口径30センチ2連装カノン砲)が取り付けられた。建設総監督には、後に戦艦大和の設計に携わる久保禎三氏が就き、四国などの約150人の工員で、4年をかけて作ったとされる。ところが、太平洋戦争開戦直後の42年1月、試験射撃で暴発事故が発生。兵士16人が死亡し、砲台は戦争で成果を上げることなく再起不能になってしまった。

この記事は有料記事です。

残り530文字(全文933文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 緊急事態宣言は「抜かない宝刀」? 安倍政権が恐れるシナリオ 新型コロナ

  2. ファクトチェック 「死者数もっと多い」は本当か 死因不明の遺体「コロナだったら…」葬儀業界困惑

  3. 一律の現金給付断念 自民が提言案まとめ 「所得減で生活支障の世帯・個人」対象

  4. 「みさき公園」ついに閉園 多くの人に愛され63年 大阪

  5. アイリスオーヤマ、国内でマスク生産 月6000万枚供給へ

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです