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ドイツ

社民、大連立審議へ 党大会開幕、党員同意が焦点

 【ベルリン中西啓介】ドイツの国政第2党・社会民主党の党大会が7日、ベルリンで開幕した。国政最大会派キリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)を率いるメルケル首相が第4次政権の発足に失敗し、政治停滞が続く中、社民党が大連立協議着手に向けた最低条件となる党員の同意を得られるのか、注目されている。

     党大会初日にシュルツ党首が再選される。シュルツ氏は演説で「我々の生活を良くするためには(国政だけでなく)欧州を強くする必要がある」と述べ、欧州連合(EU)の統合を進め、25年までに「欧州合衆国」に発展させる構想を提唱。「自動的に政権入りすることはないと保証する」と大連立を含めた協議への理解を求めた。

     当初野党路線だったシュルツ氏はメルケル氏が自由民主党、緑の党との3会派連立協議に失敗し、安定政権を求める世論が拡大したことで政権入り以外の選択肢も含めCDU・CSUと協議する考えに転じた。EU改革の旗手マクロン仏大統領も大連立を求めるなど国際的圧力が高まる。

     シュルツ氏は党内で広く支持されるEU政策を前面に出すことで、大連立反対を掲げる党青年部などを説得し、求心力を高めたい狙いだ。だが、党青年部代表者が党大会で「大連立を拒否した過去の方針を維持しよう」と呼びかけると、大きな拍手が起きるなど大連立に向け党内がまとまるかは不透明だ。シュルツ氏は連立交渉後、党員投票で政権入りの可否を決める考えだ。

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