メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

アートの地平から

科学と芸術の間=住友文彦

 「ポケモンGO」や通販サイトなどでおなじみになりつつある拡張現実(AR)と同じくらい、アーティスティック・リサーチ(AR)という言葉が浸透してほしい。これは芸術家が表現するために調査や試作をする過程である。例えば一枚の絵を描く時も、描く対象について調べ、何枚ものスケッチを作成する。多くの鑑賞者が眼(め)にするのは完成された作品だが、そこに至るにはどのような思考や実践があるのか。それはたいがい孤独な作業に違いなく、ゆえに楽しいのだとも言える。いっぽうで制作過程に触れる機会は限られ、学芸員にとっても貴重な経験である。

 新しい作品の制作に併走するとARの醍醐味(だいごみ)を知る。現在、アーツ前橋で新作を展示中の山川冬…

この記事は有料記事です。

残り750文字(全文1060文字)

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 今日から俺は!! “敵役”に城田優、中村倫也、須賀健太ら メインゲスト11人を一挙発表 
  2. 女の気持ち 定年を前に 埼玉県日高市・井上しず江(大学職員・64歳)
  3. 会津藩公行列 「ありがとなし…」綾瀬はるかさん手を振り
  4. 警察庁 40代女性警視がセクハラ被害 公務災害に認定
  5. 最年少町長3カ月 2児の母過疎地で奮闘「めげない」

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです