EU離脱

英国が妥協重ね合意 「手切れ金」倍増

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 【ブリュッセル八田浩輔、ロンドン矢野純一】英国の欧州連合(EU)からの離脱を巡る交渉が8日、一つの山を越えた。行き詰まっていた交渉が進展したのは、英国側が妥協を重ねた結果だった。

 「EUと英国双方にとって困難なものだった」。ユンケル欧州委員長は8日の会見で今年6月に始まった交渉を振り返った。一方でメイ英首相は「双方にとってギブ・アンド・テークの内容だ」とEU離脱の条件を巡る基本合意を評価した。

 「英国にとって不利な合意をするくらいなら、合意しないほうがましだ」と強弁を繰り返していたメイ氏。だが実際に合意できないまま離脱した場合、EU加盟国として享受していたゼロだった関税は一気に跳ね上がる。経済界からは▽離脱に伴って経済環境が激変するのを緩和する移行期間▽離脱後のEUとの自由貿易協定の締結--を求められ、路線の修正を迫られた。

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