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世界の見方

民主的なトルコの実現 ギューカイ・ゾフォグル 独トルコ人協会会長

 トルコのエルドアン政権による今年2月のドイツ紙記者拘束以降、トルコと独政府との緊張が高まっている。9月の独連邦議会総選挙でもメルケル独首相がトルコの欧州連合(EU)加盟交渉打ち切りを主張するなど、政策論争が(トルコ人全体への)偏見として表面化した。

 ドイツでは約300万人のトルコ系住民が暮らす。対立の背景には在独トルコ人有権者がトルコ国内の選挙結果を左右しうる重要な存在で、経済的影響力も大きいことがある。トルコ人は何十年もドイツで差別を経験してきた。エルドアン大統領を支える公正発展党(AKP)は、独国内で差別について訴え(ドイツへの対抗意識を強調することで)疎外感を抱く有権者に支持を広げてきた。

 10月下旬、テロ組織支援容疑でトルコ当局に拘束されていたドイツ人人権活動家が釈放された。緊張緩和は喜ばしいが、トルコでは今も独国籍所持者を含む数千人が拘束されており、緊張緩和が進むかについて懐疑的だ。

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