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張競・評 『中原中也-沈黙の音楽』=佐々木幹郎・著

 (岩波新書・972円)

現役詩人が読み解く詩の生成過程

 韻律の微(かす)かな揺らぎをたよりに、佐々木幹郎は中原中也の世界に導く山道を一歩一歩登っていく。同じく歌の樵(きこり)として、詩林の歩き方を熟知しているとはいえ、先達の心の軌跡をたどるのは容易なことではない。ましてや夭折(ようせつ)した詩人の内面世界はつねに深い謎の霧に覆われている。

 八十年代の終わり頃、佐々木幹郎は同名の著を世に問うたことがある。中原中也の生涯とその詩作について詳…

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