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陸上イージス

19日に閣議決定 秋田・山口、配備調査へ

政府が導入する「イージス・アショア」のイメージ

 政府は9日、陸上配備型の弾道ミサイル防衛(BMD)システム「イージス・アショア」の導入を19日の閣議で決定する方針を固めた。配置候補地として秋田、山口両県の陸上自衛隊演習場を選定し、月内に電波環境への影響などの「適地調査」に着手する。導入を加速化するため今年度補正予算案に調査費など約30億円を盛り込む。【秋山信一】

 政府は閣議決定に先立ち、国家安全保障会議(NSC)閣僚会合で導入を承認する。秋田市の新屋演習場と山口県萩市のむつみ演習場の2カ所が候補地。イージス・アショアには日米が共同開発した新型の迎撃ミサイル「SM3ブロック2A」を導入する。射程は半径数百キロ以上。2基でほぼ日本全土をカバーできる。防衛省は東北、中国地方の日本海側を中心に配備先を検討し、運用の効率性などから2カ所を選定した。

 イージス・アショアは海上自衛隊のイージス艦の迎撃システムを陸上に配置する装備で、ミサイル発射機、レーダーなどで構成。レーダーは強い電波を発するため、周辺の電波環境への影響や電波障害の有無を調査する必要がある。装備を提供する米国側の技術者も参加し調査した上で、配備先を決定する。来年度は基本設計と並行して、レーダーの選定も進める。2023年度中の導入を目指す。

 現在の自衛隊のBMDは、大気圏外で海自イージス艦のSM3が敵国からのミサイル弾頭を迎撃。撃ち漏らした場合、航空自衛隊の陸上配備型迎撃ミサイル「パトリオット」(PAC3)が高度十数キロで迎撃する2段構えのシステム。北朝鮮がミサイル発射を繰り返すなか、日本海ではイージス艦が常時、警戒・監視にあたっている。

 【ことば】SM3ブロック2A

 弾道ミサイル防衛(BMD)でイージス艦が搭載している迎撃ミサイルSM3の改良型。日米両政府が2006年度から共同で開発を進めてきた。弾頭を覆う先端部分のノーズコーンなどが日本の技術。現在のSM3より大型化し、防護範囲が広がる。

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