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読書日記

著者のことば 荻原雄一さん 「不安」の謎に迫る

 ■漱石、百年の恋。子規、最期の恋。 荻原雄一(おぎはら・ゆういち)さん 未知谷・4320円

 「あまり漱石に親しんでいない方も面白く読めて、アッと驚いていただける小説を目指しました」。文豪・夏目漱石(1867~1916年)がなぜ今も読み継がれる小説群を書けたのか。その根幹に若き日の初恋の痛みを置いてみれば、どうか。現存する書簡や俳句、歴史的事実の合間を大胆に創作した。著者は日本近現代文学の研究者。

 漱石(本名・金之助)の死後、その魂「金ちゃん」がやって来るのを親友の俳人・歌人の正岡子規(1867~1902年、幼名・升(のぼる))の魂「のぼさん」が待っていた。両者はにぎやかに語らいながら、青春の日々を振り返る。「漱石が初恋の女性を引きずってしまえば、自らに尽くしてくれた夫人の鏡子さんとあの世で三角関係に陥ります。それをどう乗り越えるのかがテーマです」

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