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栄光の先に

東京五輪への思い/9止 男子体操・元日本代表 前田将良さん 夢の続き浜田の地から /島根

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体操教室で子供たちを指導をする前田将良さん(右)=島根県浜田市旭町丸原の旧県立浜田高校今市分校で、長宗拓弥撮影
体操教室で子供たちを指導をする前田将良さん(右)=島根県浜田市旭町丸原の旧県立浜田高校今市分校で、長宗拓弥撮影

演技直前のけがで挫折 経験、指導に生かす

 マットに打ち付けた左手が「バキッ」と音をたてた。演技開始まで残り30分。栄光の舞台は一瞬にして絶望へと変わった。

 1996年のアトランタ五輪の男子体操団体。当時25歳の前田将良(まさよし)さん(47)は演技直前の鉄棒の練習で、離れ技に失敗して転落。左腕を骨折し、演技ができなかった。「失敗するような技ではなかったが、五輪の雰囲気にのまれて高く飛んでしまったのかもしれない」と振り返る。

 当時の毎日新聞は、腕をつったまま仲間を見守る前田さんの様子を伝えた。「本当は五輪に出られ、もう体操に未練はなかったんです。でも、みんなが気を使ってくれる。自分だけが落ち込むわけにはいかない」。取材にはこう答えていた。

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