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「ひどい不漁に加え魚体は小ぶり、脂の乗りも悪い」と言われる今年のサンマ。全国さんま棒受網漁業協同組合(全さんま、東京都港区)は11日、先月末現在のサンマの水揚げ状況を発表した。全国の水揚げ量は7万3859トンで、「記録が残る限り過去最低」と言われた前年同期の68%にとどまる。水揚げは漁期中盤になってやや回復したが、漁期は今月末まで。すでに操業を切り上げた船もあり、3年連続の不漁は確定的とみられ、影響は缶詰製造など加工業界にも及んでいる。【本間浩昭】
集計には、昨年から禁漁となったロシア200カイリのサケ・マス流し網漁の代替漁業として、輸出向けに実施されている公海での試験操業分は含まれていない。北海道さんま漁業協会の統計では、1969年の5万2207トンを筆頭に漁獲量が低迷した時期もたびたびあったが、3年連続での不漁は珍しい。
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