介護福祉士の資格が取得できる全国の専門学校や大学の学科・コースなどの入学者数が2017年度は定員の45・7%にとどまり、データのある06年度以降最低だったことが公益社団法人「日本介護福祉士養成施設協会(介養協)」(東京都)のまとめで分かった。一方、外国人留学生の入学者は5年前の30倍以上に増えている。日本人学生が介護職を敬遠する中、学校側が留学生の受け入れを加速させている実態が明らかになった。【杉直樹】
調査は、介養協が、厚生労働相が指定する介護福祉士の養成施設(専門学校、大学、高校専攻科)を対象に毎年度実施している。17年度は定員総数1万5891人(372校)に対し、入学者数は7258人にとどまった。これまでの過去最低は08年度の45・8%。この時は介護現場での不祥事が相次いだことで敬遠されたのが一因とみられる。
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