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米国務長官

北朝鮮と前提条件なしに対話の用意

 【ワシントン会川晴之】ティラーソン米国務長官は12日、北朝鮮が望めば「米国はいつでも前提条件なしに対話を始める用意がある」と改めて述べた。ただ、対話開始には「静かな期間が必要」と強調、対話期間中も含め北朝鮮が一定期間、核・ミサイル実験を停止することが必要との考えを示した。ワシントン市内での講演で語った。

     ティラーソン氏は、マティス国防長官とともに、外交努力により朝鮮半島の非核化実現を目指している。この日も「核計画の放棄を事前に示さなければ対話の席につかないという考えは現実的ではない。北朝鮮は(計画に)多額の資金をつぎ込んでいる」と述べ、柔軟に対応する姿勢を示した。さらに、北朝鮮が対話に応じれば、問題解決のための「ロードマップ(行程表)を示すことができる」と語った。

     ただティラーソン氏は、経済制裁などにより北朝鮮に圧力をかけ続ける方針も示した。ペルーやスペインなど22カ国が、北朝鮮の大使など外交官を追放するなど、中露両国も含めて国際的な圧力が高まっていることも紹介した。

     また中国が、北朝鮮への圧力強化で体制の不安定化を招き、難民の大量流入を懸念しているとされる点について、ティラーソン氏は中国が既に対策を取っているとして「手に負えない状況にはならない」と指摘。北朝鮮の崩壊に伴う核兵器の流出阻止の方策も米中で協議していると述べた。

     ティラーソン氏の発言に対し、サンダース大統領報道官は「大統領の北朝鮮に対する見方には変化がない。北朝鮮は日本、中国、韓国だけでなく世界の安全に脅威を与えている」との声明を発表した。トランプ氏は10月、ティラーソン氏が外交対話により事態解決を図ろうとしていると述べた直後に、ツイッターに「時間の無駄だ」と投稿した経緯がある。今回も、北朝鮮と即座に交渉を開始する考えを強調するのが狙いとみられる。

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