ミサイル防衛
整備費累計、18年度予算案で2兆円突破へ
毎日新聞
2017/12/13 06:30(最終更新 12/13 06:30)
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04年度以降 陸上の迎撃システム1基1000億円
政府が2004年度に導入を始めた弾道ミサイル防衛(BMD)整備費の累計額が、18年度予算案で2兆円を突破する見通しとなった。防衛省は12日、導入予定の陸上配備型の迎撃システム「イージス・アショア」1基当たりの見積額は約1000億円と明らかにした。19年度以降に2基分の2000億円超が上乗せされる。北朝鮮による核・ミサイル開発を受けて最新装備の導入を続けた結果、巨額の財政支出が積み上がっている。
政府は、イージス艦搭載の海上配備型迎撃ミサイル「SM3」と、移動可能な地上配備型迎撃ミサイル「パトリオット」(PAC3)で敵の弾道ミサイルを迎撃するシステムを構築。他にも弾道ミサイルを探知する高性能レーダー「FPS5」などが整備された。指揮統制システムの整備なども加え04~17年度に約1兆8450億円を支出した。
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