大阪市

吉村市長、姉妹都市提携解消の手続き完了へ

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中華街の公園に設置されている旧日本軍の従軍慰安婦を象徴する像=米サンフランシスコで2017年11月14日、長野宏美撮影
中華街の公園に設置されている旧日本軍の従軍慰安婦を象徴する像=米サンフランシスコで2017年11月14日、長野宏美撮影

サンフランシスコ市の従軍慰安婦象徴の像を巡り

 米サンフランシスコ市に建立された旧日本軍の従軍慰安婦を象徴する像を巡り、大阪市の吉村洋文市長は12日、週内に姉妹都市提携を解消する決定の手続きを完了し、相手方に通知する考えを明らかにした。市議会主要会派は同日の定例会最終日に提携解消や継続を求める決議案をそれぞれ提案したが、いずれも賛成少数で否決された。ただし、姉妹都市提携の解消に議会の同意は必要ない。

 吉村市長は記者団に、今後も公開書簡などの形で像設置への抗議を続ける考えを示した上で、60年に及ぶ交流を終えることに疑問を持つ市民に対し「説明は尽くしたい」と語った。

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