国連食糧農業機関(FAO)は12日、大崎地域1市4町にまたがる「大崎耕土」を世界農業遺産に認定したと発表した。巧みな水管理により、冷害や洪水などの災害に強い農業・農村を形成したことが評価された。世界農業遺産に認定されたのは45地域目で、国内では9地域目。大崎地域世界農業遺産推進協議会は13日、大崎市で記者会見し、会長の伊藤康志市長らが認定された喜びを語った。
会見には、大崎市や涌谷町など1市4町の首長らが出席。伊藤市長は「認定は大崎耕土の宝を次世代に引き継ぐ出発点」と強調。今後、フィールドミュージアム構想の策定、認定を生かした農産物のブランド化、農業遺産ツーリズムの推進などに取り組む考えを示した。
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