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上院補選 民主勝利 共和、地盤崩れる 保守層、嫌悪感抱き 前嶋和弘・上智大教授(米政治学)の話

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 共和党候補のムーア氏が敗れた最大の要因は、支持基盤だったキリスト教右派の保守層が離反したためと見ている。ムーア氏の未成年者へのわいせつ疑惑が相次いで浮上し、嫌悪感を抱いた保守層が非常に多かった。アラバマ州は共和党の地盤だが、黒人が人口の約25%を占め、全米平均の約13%よりも高い。民主党候補のジョーンズ氏は多数の黒人の議員が応援に入るなど、黒人に焦点を絞った選挙戦略が奏功した。

 ジョーンズ氏当選により、上院では共和党と民主党(無所属2を含む)の議席差が小差となった。共和党内でトランプ氏に批判的な議員の離反も想定され、トランプ政権が来年初めにも示すインフラ投資法案などの審議が難航するのは必至だ。

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