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楽天は14日、2018年1月にも自ら回線や基地局を持つ携帯電話事業会社を設立し、総務省が新たに携帯電話事業者向けに割り当てる電波の取得を申請すると発表した。認可されれば19年中にサービスを開始する予定。楽天はすでに他社の回線を使った格安スマートフォン市場には参入済みだが、自前の回線網などを持つことで、大手3社に対抗する第4の携帯電話事業者を目指す。
携帯電話市場はNTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクグループの大手3社のシェアが9割を超える寡占状態が続いている。楽天は、楽天市場でたまるポイントなどグループ内のサービスと連携することで他社との差別化を図り、将来は1500万人以上の顧客獲得を目指す考えで、大手3社との料金引き下げ競争が活発化する可能性がある。
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