「二度と放射線による被害を受けたくない」。被爆地・広島からの切なる訴えに司法が応えた。四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)の運転差し止めを求める仮処分申請で、運転を禁じた13日の広島高裁決定。高裁レベルでは全国初の判断に、被爆者らは「原発ゼロに向けた歴史的転換点だ」「国は真摯(しんし)に受け止めるべきだ」などと声を上げた。
「勝ったぞ」。決定言い渡し直後の午後1時半過ぎ、弁護団の河合弘之弁護士が広島高裁前で拳を上げると、集まった支援者約110人は「核と人類は共存できない」などと書かれた横断幕を掲げ喜んだ。
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