放送業界

この1年 NHK、会長交代で安定

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AbemaTVの「72時間ホンネテレビ」の一場面。(左から)稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾、森且行 (C)AbemaTV
AbemaTVの「72時間ホンネテレビ」の一場面。(左から)稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾、森且行 (C)AbemaTV

 2017年の放送業界は、放送とインターネットの融合を模索する新たな動きが多方面で見られた。NHKが19年度のネット常時同時配信実施に向け準備を進めたほか、「SMAP」の元メンバーが出演したネット配信の番組のような、従来のテレビ局以外のコンテンツが注目を集めた年でもあった。

 NHKは1月、経営委員を務めていた三菱商事元副社長の上田良一氏が会長に就任。籾井(もみい)勝人前会長が政権寄りの言動や独断専行でトラブル続きだったのに比べ、「実直な手法」(幹部)で局内も落ち着いた。

 経営面でも、16年度の受信料収入が6769億円と3年連続で過去最高を記録し、今年度の中間決算も順調だ。今月6日には、受信料制度を合憲とする最高裁の初判断が示され、受信料徴収に「お墨付き」を得た。値下げはしない方向で調整中で、潤沢な受信料収入はインターネットも活用した「公共メディア」の実現などに充てる方針だ。

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