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危機の真相

世論調査にみる世代間分断 ファシズム、若者を好む=浜矩子

20代の若者たちと「1億総活躍社会」について意見交換する安倍晋三首相(中央)=首相官邸で2015年11月、藤井太郎撮影

 ある原稿執筆との関わりで、朝日新聞の各種全国世論調査結果を概観する機会を得た。毎日新聞の世論調査にできれば良かったが、行きがかり上、朝日新聞になった。ご勘弁を。

 この作業のおかげで、実に多くの発見があった。まずご紹介したいのが、安倍晋三政権の「1億総活躍社会」構想に関する調査結果だ。この構想が打ち出されたことを受けて、それに期待するか期待しないかを問う世論調査が行われた。2015年10月実施である。これに対する年齢別の回答結果をみて、ギョッとした。

 年齢層の区分は、20~29歳、30~39歳、40~49歳、50~59歳、60~69歳、70歳以上となっている。この六つの年齢階層のうち、たった一つの階層で「期待する」が「期待しない」を上回った。20~29歳層である。「期待する」51%、「期待しない」29%。両者の間に22ポイントの開きが出た。他方、「期待しない」が「期待する」を上回った他の五つの年齢層について、両回答間の格差を平均すると26・6…

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