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平成の記憶

時代の伝言 経済一辺倒に落とし穴 ノンフィクション作家・柳田邦男さん(81)

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柳田邦男さん=丸山博撮影
柳田邦男さん=丸山博撮影

 平成という時代は、災害のたびに社会の盲点が露呈した。地球規模で大変動が起き、地震や集中豪雨が日常化した。そうした中で、高度成長期以降に様変わりした国家や社会構造の「負の部分」が破綻をきたす姿を、まざまざと見せつけられた。

 象徴的なことが「安全神話の崩壊」だ。科学技術や都市計画が進み、街はより安全になったと信じられていた。それを欺いたのが阪神大震災だった。新幹線の橋脚や高速道路が倒壊した。

 一方、地方は人口減により防災面で弱体化するとともに、山あいまで宅地開発が広がり、広島などで起きた水害被害を拡大させた。都市化と過疎化の同時進行が、この国の災害リスクを高めている。

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