特集

ノーベル賞

「世界で最も権威のある賞」といわれるノーベル賞。今年はどんな研究・活動に贈られるでしょうか。

特集一覧

ノーベル平和賞

ICAN川崎さん帰国会見 国内で議論を

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
ノーベル平和賞授賞式から帰国し、会見する田中熙巳さん(中央)ら=東京都渋谷区で2017年12月15日午後2時38分、福島祥撮影
ノーベル平和賞授賞式から帰国し、会見する田中熙巳さん(中央)ら=東京都渋谷区で2017年12月15日午後2時38分、福島祥撮影

 ノーベル平和賞を受賞した国際NGO「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)の国際運営委員、川崎哲さん(49)らが授賞式が開かれたノルウェーから帰国し、15日に東京都内で記者会見した。川崎さんは「核兵器禁止条約への署名、批准を拡大させることが最大の課題。(日本の署名に向け)国内で徹底的な議論をしたい」と語った。

 授賞式や関連イベントに参加した日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)代表委員の田中熙巳さん(85)=埼玉県新座市=は「運動が若い人に支えられているという印象を受けた」と振り返り、「核兵器がいかに非人道的かを被爆者が命の続く限り伝えていくことが大事。ICANの受賞で世界中に支援してくれる人が増えると思う」と期待した。

この記事は有料記事です。

残り99文字(全文416文字)

あわせて読みたい

マイページでフォローする

この記事の特集・連載
すべて見る

スポニチのアクセスランキング

現在
昨日
1カ月

ニュース特集