骨折

自分の骨で固定し治療 手術中ねじに加工 島根大

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牛の骨で作った「骨ネジ」の見本=島根県出雲市の島根大医学部本部棟で2017年12月15日午後3時45分、山田英之撮影
牛の骨で作った「骨ネジ」の見本=島根県出雲市の島根大医学部本部棟で2017年12月15日午後3時45分、山田英之撮影

 島根大医学部(島根県出雲市)が、患者自身の骨を加工した「骨ねじ」を使って骨折部分を固定する新たな治療に取り組んでいる。国内初の臨床応用として10年間で患者12人に手術し、8割を超す10人は術後の経過が良好という。研究グループは「骨ねじは異物反応がなく、金属ボルトのように再度の除去手術も必要なく、患者の負担も減らせる」としている。

 研究グループの内尾祐司教授らが15日に成果を発表した。内尾教授らによると、骨折の固定手術を行う際、すねなどからピーナツ程度の大きさの骨片を採取。手術室に置いた加工機を使ってその場でねじに加工し、骨折を固定する。術後数カ月で周りの骨と同化し、採取した部分の骨も自然に修復されるという。

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