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東日本大震災

「つらくても伝える」大川小生存の18歳

震災の記憶や防災への願いを語り合う大川小卒業生の只野哲也さん(右)と児童遺族の佐藤敏郎さん=東京都大田区で2017年12月17日、百武信幸撮影

 東日本大震災の津波で児童・教職員84人が犠牲になった宮城県石巻市立大川小学校で、奇跡的に助かった只野哲也さん(18)が防災を語るイベントが17日、東京都大田区で開かれた。今月から伝承活動に取り組み始めた只野さんは「もう7年、と遠い過去のように忘れてほしくない。つらくても声に出して伝えていく」と決意を語った。

 子どもの防災活動に取り組む仙台市のNPOが主催。現在高校3年の只野さんは小学5年だった当時、現場で津波にのまれ助かったが、妹と母、祖父を亡くした。高校では柔道部主将として部活動に専念し、大勢の前で震災について話すのは約2年ぶり。

 只野さんは今月10日、イベントの聞き手役となった同小児童遺族の佐藤敏郎さん(54)に誘われ、被災校舎前で初めて語り部活動に取り組んだ。「直接人に伝える力が大事だとわかった。(佐藤さんら親世代のように)少しでも語れるようになりたい」と力を込め、自分より若い子供たちに「楽しい学校生活が送れるよう、防災訓練に取り組む意識を変えてもらえたら」とメッセージを送った。【百武信幸】

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