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阪神大震災23年

銘板5005人に 新たに10人加える

祖母の小山君恵さんの銘板を設置する吉田潤子さん(右奥)=神戸市中央区で2017年12月17日(代表撮影)

 阪神大震災の犠牲者らの名前を刻んだ銘板を掲げる神戸市中央区・東遊園地の「慰霊と復興のモニュメント」で17日、新たに計10人の名を加える式典が開かれ、遺族たちがそれぞれの思いを込めて銘板を壁に張り付けた。来年1月17日で震災から23年。震災関連死の人も含めた銘板は5005人分になった。

 神戸市須磨区の吉田潤子さん(50)は15歳の娘と2人で式典に参列。祖母の小山君恵さん(震災当時79歳)の銘板を張り付けた。震災当日、吉田さんは熱を出して祖母の兵庫県芦屋市の家に泊まっていた。揺れで家は崩れ、2人は生き埋めになり、6時間半後、吉田さんは助け出されたが、祖母は既に亡くなっていた。吉田さんは「話をゆっくり聞いてくれる祖母だった。(銘板という)形にできて、ほっとした」と話した。

 義弟の銘板が張られた神戸市兵庫区の男性(81)は「これからは毎年ここで祈ることができる」と静かに語った。妻の弟に当たる義弟は神戸市須磨区で被災。震災後に建て直した自宅の二重ローンに苦しみ、妻と2人の子を残して約10年前に50代で自殺した。男性は「震災さえなければと、ずっと思っていた」と自らの妻の思いを代弁した。【栗田亨、道岡美波】

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