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四国五郎 抑留体験を書籍化 壮絶な生活、克明に 画文集『わが青春の記録』

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四国五郎の「わが青春の記録」右は収容所の様子を描いたもの=東京都千代田区で2017年12月12日、栗原俊雄撮影
四国五郎の「わが青春の記録」右は収容所の様子を描いたもの=東京都千代田区で2017年12月12日、栗原俊雄撮影

 原爆を描いたロングセラー「絵本おこりじぞう」(山口勇子著)の挿画で知られる画家・四国五郎(1924~2014年)がシベリア抑留の体験を克明に記した画文集『わが青春の記録』が15日、三人社(京都市)から刊行された。靴底に隠し持って帰ってきた日記を基に、1948年の帰国後書き進めた冊子を書籍化したもので、抑留の実態を生々しく伝える第一級の資料だ。

 四国は広島県出身。シベリアで抑留中に弟を原爆で亡くし、反戦を訴える画家、文筆家として生涯を過ごした。「わが青春の記録」は50年ごろ完成したとみられ、1000ページにも及ぶ手製の冊子だ。生い立ちから画家を志した少年時代、旧満州(現中国東北部)での戦闘、抑留を経て郷里に戻るまでを絵と文で記録した。

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