米国

「エルサレム首都」認定 イスラム圏、募る怒り イスラエル紙も混乱懸念

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
エルサレムをイスラエルの首都と認定した米トランプ政権に抗議するイスラム教徒ら=トルコ南東部ディヤルバクルで17日、ロイター
エルサレムをイスラエルの首都と認定した米トランプ政権に抗議するイスラム教徒ら=トルコ南東部ディヤルバクルで17日、ロイター

 【エルサレム高橋宗男】トランプ米大統領がエルサレムをイスラエルの首都と認定したことを批判し撤回を求める決議案が国連安全保障理事会で18日採決されるが、背景にはイスラム圏の怒りがある。ペンス米副大統領は20日からエルサレムを訪問するが、首都認定を歓迎するイスラエルですら、リベラル系のハーレツ紙は「米政権は中東の炎をあおっている」と分析し、混乱を懸念している。

 イスラエルが実効支配する東エルサレムを首都とした国家の建設を目指すパレスチナ自治政府。アッバス議長が率いる主流派ファタハはペンス氏の訪問に合わせて大規模デモを呼びかけている。「エルサレムの入り口や旧市街で怒りの抗議を」と呼びかけており、イスラエル軍などは厳戒態勢を敷くとみられる。イスラム教恒例の金曜礼拝が行われる22日も各地で大規模デモが予想される。

この記事は有料記事です。

残り467文字(全文824文字)

あわせて読みたい

注目の特集