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印パ独立70年

第3部 紛争の水源インダス/3 水枯れ、疑心暗鬼

 「ずっとここに住んでいるが、年々、水が減っている」。インド北部ジャム・カシミール州スリナガル郊外。インダス川の支流ジェラム川のほとりで、ムハンマド・アシュラフさん(60)が嘆いた。約2・5ヘクタールの田畑にジェラム川から水路を引いているが、近年は水位が低く、農業用水を確保できないという。「過去3年間、収穫はゼロだ。ゼロだよ」

 ジェラム川はパキスタンに入り、やがてインダス川に合流する。パキスタンにとって死活的に重要な水資源だが、印パが1960年に結んだインダス川水利条約では、インドも一定の水量をかんがい用水に使うことができる。アシュラフさんは「ここでこんな状況なんだ。下流のパキスタンはもっとひどいだろう」と苦笑する。

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