特集

Listening

話題のニュースを取り上げた寄稿やインタビュー記事、社説をもとに、読者のみなさんの意見・考えをお寄せください。

特集一覧

記者の目

NHK受信料 最高裁「合憲」判決 自ら「公共性」の意義示せ=犬飼直幸(東京学芸部)

  • コメント
  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
NHKの受信料の合憲性を巡り、判決が言い渡された最高裁大法廷。中央奥は裁判長の寺田逸郎長官=東京都千代田区で6日、竹内紀臣撮影
NHKの受信料の合憲性を巡り、判決が言い渡された最高裁大法廷。中央奥は裁判長の寺田逸郎長官=東京都千代田区で6日、竹内紀臣撮影

 テレビがあると、なぜNHKに受信料を払わないといけないのか--。疑問を持ったことがある人は少なくないだろう。1950年にNHKが「公共放送」として発足して以来、長く議論されてきた問題に、最高裁が6日、決着をつける判決を言い渡した。放送法に基づく受信料制度を合憲として、テレビを持つ人の受信契約や支払いに法的義務があるとする初判断を示した。

 この判断自体は、地裁・高裁で同様の判決が続いていただけに、予想の範囲内だった。むしろ、放送を担当する記者として、判決前に学者や政府関係者らと注目していたのは、最高裁が大法廷まで開く以上、NHKだけに特権的な受信料徴収が許される理由について、そのよりどころとなる「公共性」の中身まで踏み込んで説明するのではないか、ということだった。

この記事は有料記事です。

残り1724文字(全文2060文字)

コメント

※ 投稿は利用規約に同意したものとみなします。

次に読みたい

あわせて読みたい

この記事の特集・連載
すべて見る

注目の特集