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文科省

「男女共同参画」存続へ 課の名称、消滅案を撤回

文部科学省=東京都千代田区霞が関で、宇田川恵撮影

 文部科学省は、来年度の組織再編で女性の社会進出を支援してきた男女共同参画学習課の名称をなくす案を撤回し、新設する課の名称を「男女共同参画・共生社会学習推進課」にする方針を固めた。女性団体などからの反対の声に配慮した。

 文科省は8月、来年10月に生涯学習政策局を総合教育政策局に改めるのに伴い、男女共同参画社会基本法の成立前年の1998年に発足した男女共同参画学習課を、新設する共生社会学習推進課に統合する案を示した。

 文科省幹部は「理念を変えるわけではない。性別にも国籍にもとらわれず共生できる社会を目指す」と説明したが、女性団体などが「男女平等の社会が実現するまで存続させるべきだ」「自治体の取り組みが後退する」として、課の名称存続を求める要望書を同省に提出していた。

 呼び掛け人の一人、亀田温子(あつこ)・十文字学園女子大名誉教授は「男女共同参画に教育は非常に重要だ。共生社会の一部ではなく、全ての事柄に通じるという考え方を今まで以上に強く発信してほしい」と話している。【伊澤拓也】

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