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広島原爆アーカイブ

被爆電車 「私、運転していたのよ」 戦中戦後、苦楽よみがえる 増野幸子さん(87) /広島

被爆から半年後の広島駅(左奥)付近。左には闇市に連なる露店が広がっていた。写っている電車は652号とみられる=1946(昭和21)年2月撮影

 原爆の惨禍をくぐり抜け、今も走る広島電鉄(中区)の路面電車「被爆電車」。被爆半年後の広島を撮った毎日新聞の写真には、現在も活躍する650形車両を捉えた1枚もあった。軍に応召した男性従業員に代わり、運転士を務めた増野幸子さん(87)=中区=は「戦中戦後の苦楽がよみがえるよう」と話している。【平川哲也、山田尚弘】

 シュッ、シューッ。エアブレーキを緩める際に圧縮空気が抜ける音をまね、写真を見た増野さんが笑った。「青春でしたね」。広島駅を望む1946年2月撮影の1枚には、丸みを帯びたモダンな車体の650形が写る。650形は太平洋戦争開戦翌年の42年に大阪の木南車輌(きなみしゃりょう)が5両を製造し、651~655号の車番が振られた。写真は652号とみられる。

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